乳がん検診について
乳癌は、エストラゲンと言う女性ホルモンが原因とされています。女性ホルモンの分泌は初潮から始まり、更年期になって終息します。女性ホルモンの分泌期間が長くなれば、それだけ乳癌の危険性が高くなります。最近の傾向は、初潮年齢の低化と更年期の後退で、女性ホルモンの分泌期間が長くなりつつあります。乳癌検診の検診期間も当然長くなります。
簡便な乳癌検診方法は、自己検診です。触診による異物の発見は、早期検診の基本ともいえます。自分で毎日でも出来る手軽さは、他の検診方法にはない利点ですが、微細な乳癌の発見には、長年の経験が必要です。早期乳癌を見逃す可能性が高く、他の検診方法との併用が求められます。
医療全体の現状から察するに、乳癌検診の普及までには、まだまだ時間がかかります。乳癌の発病率も、当分の間は高水準を維持すると考えられます。医療を取り巻く厳しい環境では、かえって乳癌患者を増やす事になり、医療財政の逼迫を更に助長する結果になります。
乳癌の予防は、対症療法として乳癌検診がありますが、根本的な予防は、食生活の改善に集束されます。食生活の改善により、女性のホルモンバランスが正常に保たれ、女性ホルモンが起因する乳癌の発症を抑えます。食生活の改善は、容易ではなく、継続的な努力が必要です。
更新日:2009/6/30 18:18:52
