電子手帳について
電子手帳の普及しだしたのはバブル景気の始め頃でした。それは、忙しい日本人のビジネスマンへ携帯の筆記用具やメモ帳の簡易性と形態性をそのままに、情報の増加と多様化への新たなビジネスツールとしてスタートしたものである最初は住所録で、名前と電話番号を記録、検索するだけの簡単なものだったのです。
電子手帳の成長は、それから「かな入力」「漢字変換」が出来るようになり、その機能はさらに、外部メモリーやメモリーカードスロットルの電子技術の向上で、「電子辞書」「ゲーム機能」「乗り換え時刻表」「電子翻訳辞書」そしてついに「音声翻訳」を実現するまでになりました。
当時の好景気へ移行しようとする日本では、重厚長大から短小軽薄への時流を生み出すほど電子手帳はますます市民権を獲得していくのでした。そうして、電子手帳の各メーカー各の半導体技術巨層がヒートアップし電子産業、特に集積回路の技術向上が目覚しかったのもこのころです。
電子手帳と携帯電話区別がつかないほど機能は進化し続けて、今では超小型のPDAは携帯電話の機能まで備わっています。一方、これらの電子手帳や携帯電話の双璧がいまだ健在な事を忘れていけません。それはシステム手帳です。モバイル技術が進んでも文字文化の日本においては手書き文章の暖かさ、人の温もりを尊ぶ習慣はこれからも変らずにあるのです。システム手帳の市場が好調であることがその証であるように。
更新日:2009/9/4 17:38:26
